See ya ! Anna.
ついにアンナが仕事を見つけたので、明日の朝でバッパーを去ってしまう。
今日こそは仕事のレジュメ(履歴書)を応募しようと思ってアンナに暇な時に見て欲しいと頼んだら、二つ返事でOKしてくれた。
しかもかなりちゃんと、今の私の英語力では仕上がらないぐらい、自然な表現に変えて。
履歴書が仕上がった所で、お腹が空きすぎて何も正常には考えられないと思ってシティにある Hungry Jack's(オーストラリアのBurger King)にご飯を食べに行った。
窓辺のベンチに腰掛けていたら、隣に座ったおじいさんに「君は学生かい?」と話しかけられた。最近英語を勉強し始めた事(最近ではないけれど)、まだうまく喋れない事、初めて自分1人で海外に来たという事などを話したら、優しい英語で私に色々話しかけれくれた。彼はヴァイオリニストで、2人のバンドをかけもちしている事、日本人と一緒に日本のポップ・ミュージックを演奏した事もあるらしい。
「私はファゴットが吹けるんです」
って言ったら、
「じゃあ君を僕のバンドにアプライしようかな!」
と笑っていた。
「ホームシックになったかい?」
と言われたけれど、
「ポーランド人の親切な女の子に出会ったおかげで寂しくないんです」
と答えることができた。
明日から、ホームシックになったりするのかなぁ。
心ばかりのお礼を、とアンナに日本語をローマ字表記にした簡単なフレーズをイラストに添えてメールしたら凄く喜んでくれた。「これ自分で作ったの!?Amazing!」と。
同じWA(西オーストラリア)とはいえ、郊外のWifiの無い土地へ旅立つアンナ。
暫くアニメが見れないと嘆いていた。
私が「薄桜鬼を次に会うまでにチェックしとくよ!」って言ったら、
「どのキャラクターが一番好きか教えてね」って返って来た。
アンナに幸あれ。
私にも。