雑記

日々のことなどつれづれなるままに

最近ADHDの人のために書かれた本を読んだ。

世の中にはADHDと判断されなくても”脳の働きにその傾向がある人”が一定数存在するらしい。

 

本を読んで居て、以前精神科にかかった時に先生が言って居た「疑われる病気はありますが、そんなに病名を付けるほどではないと思います。」というのはもしやADHDの事だったのではないか・・・と思った。(境界性なんちゃらとかだと思ってたけど・・・)

 

物忘れの激しさ、時間管理の下手さ、部屋の片付けられなさ、気持ちを切り替える下手さ、休日の無気力感、後先考えず思った事を言ってしまう、頭に霧のかかったような感覚、などなど・・・

ても当然を本を読んでたら、実際に診断された人たちのどうにもならなさに比べたら全然自分は自分でコントロール出来る範囲なので病気じゃないんだなぁって思ったけれど、どうすればもっとうまくいくのかという事が医学的に書いてあって、健常者が読んでもこの手の本は参考になるなぁって思った。

 

なんで急にこんな本を読み始めたのかというと、いろいろあるんですが、

休日の午前中無気力なせいでお店が閉まる時間の早いオーストラリアではしばしば私は外で何かをするためのタイミングを逃していて、これはまずいかもって思って色々探していたらADHDの人は朝起きるのが苦手だという記事を読んだので、そういう人々がうまく生活するための本をAmazonで適当に探して読んでみた。あとは、仕事が単にうまくいってなくて、他人と比べても仕方ないけれど、どうして私は?と自分自身に対して思うことも多く。なんでもいいから客観的な助けが欲しかった。

仕事で新しい事を教わると、忙しい中で作業して時々パニックになり、ほぼみんな優しいけれど心無い人には嫌な顔をされたりもする。

前にホテルで働いていた時には宿の女将さんにも信頼されていて、お客さんも優しいし、誰でもなかよく出来るんだね、と友達には褒められ、毎日スノーボード三昧でとっても楽しかったけど、今は毎日ヘコヘコ、心を開ける相手は居なくて、一体誰と仲がいいの?って聞かれる始末・・・

 

我ながら、人って環境が違うとこんなに違うものなんだ。。。って愕然としましたわ。

 

でもそれと同時に、私にはすごい向く事もあるし、向かない事もあって、ちゃんと選べば幸せでいられるって事もわかった。

 

今は耐える時なんだ。もちろん楽しい事もそれなりにあるし。

 

今日は久しぶりに綺麗な半円を見た。

 

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